The Delayed-Start Study Designについて学習

文献を読むうちに知らない単語が出てきたため、少し調べてみることにしました。
1つ、試験デザインについて書かれている文献がありましたので、それを読んでみることにしました。

The delayed-start study design.
N Engl J Med. 2009 Sep 24;361(13):1304-6.
PMID: 19776413

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMsm0904209

アルツハイマー病などのような、ゆっくりと進行するが最終的によくはならない疾患に対する治療法の理解を深めるため、治療法の疾患修飾効果を評価することを目的とした試験デザインのようです。

≪論文を読んでみて≫

・試験の流れ

期間を2つ作り(期間A、期間B)、介入群と対照群をランダムに割り付けます。
期間Aでは、割り付けられた治療を受け、期間Aでは2群間の介入の効果を調べます。
期間Bでは、すべて、介入群に割り付け、先行している介入群と遅れて開始した介入群の効果の差(疾患修飾効果)を調べます。

このような形で、徐々に進行する疾患への早期治療のメリットなどを調べたりするのに使用したりする試験なのかなと感じました。ランダム化比較試験とも違いますし、他の方に相談させていただいた際にはコホート研究に近いという考えもありました。批判的吟味の方法もコホート研究だったとしても既存のチェックシートになぞらえるだけではよくないかもしれません。
統計関連は苦手ですが、文献を読む際には、間違った解釈にならないよう努めていきたいと思います。

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