人生会議の定義について学習

『Advance care planning(ACP)』は、最近、在宅の中では一般的になりつつあり、日本では、『人生会議』として、愛称も決定しました。

「人生会議」とは、もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のこと。

自らが望む人生の最終段階における医療・ケア

英国のThe National Council for Palliative Care (NCPC)が発行しているガイドラインでは、ACPの定義を以下のように定義しています1)Advance care planning: a guide for health and social care staff. Departement of Health; 2008.

アドバンスケアプランニング(ACP)は、規律に関係なく、個人とそのケア提供者との間の将来のケアについての自発的な議論のプロセスです。 個人が望むのであれば、彼らの家族や友人も含まれるかもしれません。 個人的な同意を得て、この議論は文書化され、定期的に見直され、そして彼らのケアに関わる主要人物に伝達されることが推奨されます。
ACPの議論には次のものがあります。
•個人の関心と希望
•介護のための重要な価値観または個人的な目標
•彼らの病気や予後についての彼らの理解
•将来的に有益となる可能性のある種類のケアや治療法に対する彼らの好みと希望、およびこれらの有用性

また、再定義を目的とした文献では、コンセンサスとして、終末期の方だけでなく、慢性的な疾患の方にもすべきだとしており、個々の状態に応じて進めていき、患者さんが受ける医療を患者さんの価値観や目標と一致させることを確実にすることを主な目標にすべきだという意見も出ています2)Defining Advance Care Planning for Adults: A Consensus Definition From a Multidisciplinary Delphi Panel.J Pain Symptom Manage. 2017 May;53(5):821-832.e1.PMID: 28062339

ACPについては、以前、AHEADMAPの臨床批評でも、自身の考えを述べさせていただきました。

1号 (2017年) 「臨床批評VOL.1 – No.1」AHEADMAP会報誌夏号
自身の最期を考えることは、自身の生き方を考えることにもつながると思います。何歳でも笑顔にいられるように。ACPの過程の中で薬局が担うべきところはどこなのか、目の前の方の人生会議に踏み込んでいく必要があるのではないかと思います。

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References   [ + ]

1. Advance care planning: a guide for health and social care staff. Departement of Health; 2008.
2. Defining Advance Care Planning for Adults: A Consensus Definition From a Multidisciplinary Delphi Panel.J Pain Symptom Manage. 2017 May;53(5):821-832.e1.PMID: 28062339

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