薬局薬剤師のKPIについて

以前厚生労働省から、『患者のための薬局ビジョン』が発表されました。この内容には、いろいろと感じることが多い人もいるかもしれないですが、国として、向かうべき方向性を示してくれたものだと思っています。

患者のための薬局ビジョン

そして、医薬分業の質を評価するために、KPIも示しています1)平成29年6月22日、第2回医薬品医療機器制度部会・資料2-2

かかりつけ薬剤師・薬局に係る評価指標について

1患者の服薬情報の一元的・継続的把握
電子版お薬手帳又は電子薬歴システム等、ICTを導入している薬局数
2薬学的管理・指導の取組:
医師へ患者の服薬情報等を文書で提供した薬局数(過去1年間に平均
月1回)
3在宅業務への対応:
在宅業務を実施した薬局数(過去1年間に平均月1回以上)
4医療機関等との連携:
健康サポート薬局研修を修了した薬剤師が地域ケア会議等の地域の多職種と連携する会議に出席している薬局数(過去1年間に1回以上)

この項目だけ見ると、僕が働いている薬局は、基準を満たしているのですが、まだまだ、顧客から見たうえで、地域のかかりつけになれているのかなどは、疑問が残ります。

そこで少し調べてみて、抄録しか見れませんでしたが、投薬サービスについてKPIの作成をしている文献がありました2)Development and validation of key performance indicators for medication management services provided for outpatients.Res Social Adm Pharm. 2018 Sep 22. pii: S1551-7411(18)30376-0.PMID:30262211。そこでは、KPIは、6つあるとしています。

1:薬学的な相談件数
2:医師への薬剤師の介入回数
3:薬物療法の問題の解決数
4:患者の臨床状態
5:患者満足度
6:患者のQOL

こちらの方が僕的には理解しやすい気がします。数値ばかり見るのはどうかと思いますが、ある程度、自分たちの頑張りを数値化して見えるようにしておくことを意識しておくことは大事かと思います。実際は僕もできていなくて、よくこの点で指摘されるのですが。
こういった指標を参考に、自分が何をするか、その地域には何が必要かは、自分のカラーを出しながら考え努めていけたらなと考えています。

Follow me!

References   [ + ]

1. 平成29年6月22日、第2回医薬品医療機器制度部会・資料2-2
2. Development and validation of key performance indicators for medication management services provided for outpatients.Res Social Adm Pharm. 2018 Sep 22. pii: S1551-7411(18)30376-0.PMID:30262211

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です