Theoretical Domains Framework(TDF)の論文を読んでみて

Theoretical Domains Framework(TDF)の論文についても少し深堀をしてみようと思います。
参考にする際は、ぜひとも原著論文にも目を通してみてください。

Making psychological theory useful for implementing evidence based practice: a consensus approach.
Qual Saf Health Care. 2005 Feb;14(1):26-33.
PMID: 15692000

《背景》

エビデンスに基づいたガイドラインは、効果的に実施されておらず、その結果、最良の健康成果が達成できていない。これは、医療従事者の行動変容に関わるプロセスの理論的理解の欠如が原因である可能性がある。本論文では、実際に使用できるa theoretical frameworkに関するコンセンサスの形成について報告する。目的は、以下の2つのために理論的な構成を特定することである。
(1)エビデンスに基づいた実践の実用化の検討
(2)効果的な実用化のための戦略を開発し、その構築物を学際的な方たちに伝えること

《方法》

コンセンサスを開発するために6つの作業段階が実施された
(1)理論的構成の特定
(2)構築ドメインの単純化
(3)構築ドメインの重要性の評価
(4)学際的評価
(5)ドメインリストの検証
(6)面接の質問の訓練
寄稿者は、「心理理論」グループ(n = 18)、「保健サービス研究」グループ(n = 13)、「健康心理学」グループ(n = 30)であった。

《結果》

行動変容を説明するために12のドメインが同定された
(1)知識(2)スキル(3)専門的/社会的役割とアイデンティティ(4)能力に関する信念(5)結果に関する信念(6)動機と目標 (7)記憶、注意、意思決定プロセス(8)環境のコンテキストと資源(9)社会的影響(10)感情の規制(11)行動規範(12)行動の性質

《結論》

専門家により特定された行動変更ドメインは、インプリメンテーション・リサーチで使用可能です。このドメインリストは、エビデンスに基づいた実践での実用化に行動変容過程の理解を強化し、ドメインの妥当性もテストすることができます。

次回、同定されたドメインについてもう少し読み込んでみようと思います。

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